コーチコラム~子供はこうして成長する~

言い続ける事

フラッグフットボールを指導する中で僕が常に子供たちに言い続けている事。。。

それは

 

【最後まであきらめない!】

【人が話している時は話している人の目を見て話を聞く!】

 

子供たちにはまず勝敗や結果よりもどんな事でも最後までやり抜く子になって欲しい!

きちんと人の話を聞ける子になって欲しい!

そんな願いを込めてもう約5年も子供たちに同じ事を言い続けています。

言い続ける事で子供たちにも思いは必ず伝わります。

 

これから何年たってもこの自分の指導理念である2つの言葉を大切にしていきたいと思います。

 


伝え方

僕らの練習では上級生と下級生が一緒に練習をします。

作戦を考えるのは主に上級生です。

さぁ作戦を考えて下級生に伝えます。

 

「Aくんがセンターでブリッツが入ってきたらブロックして!」

「Bくんはランニングバックで右でハンドオフフェイクして!」

細かく教えていました。

 

しかしプレーは失敗!下級生は上手に動く事ができませんでした。。。

練習後に上級生に感想を聞いてみると、

「ちゃんと作戦を伝えたのに動いてくれなかった。。。」

たしかに作戦はちゃんと伝えていました。

 

下級生に教えてもらった作戦はどうか聞いたところ

「わからなかった。。。」と

 

センター、ランニングバック、ブリッツ、ハンドオフ等々

上級生や長くフラッグフットボールと続けている子はわかる言葉も

下級生は経験の無い子はわからないかもしれません。。。

 

最後の反省で上級生が言った感想、

「上手く伝える事ができなかったから今度はわかりやすく伝えたいです!」

兄弟がいないとなかなか接する事がない異なった学年との交流で学ぶ事、たくさんあると思います!

 

安川 大輔(やすコーチ)

 

 


作戦失敗…

さて、フラッグフットボールは作戦が重要なのは、

このコラムを読んでいただいてる方々はお分かりですよね。

作戦が成功した時は

お互い喜びお互い褒め合うことは容易に想像できます。

 

しかし、作戦失敗…さてどうなる?

例えば「君がブロック(道を空ける)しないから

フラッグ取られちゃったじゃないか!」と怒った。

言われた子はどう思うのか…?

 

「次は頑張るよ!」と言ってくれればいいのだが、

チームメイトから叱られた大半の子は次のプレイも上手くいかない。

では、どうすればいいのか?

 

「次頑張ろう!」

「ドンマイ、ドンマイ!」

そう!次のプレイのためにも励ますこと。

そして、ミスをしてしまった原因を明確に伝え、

同じミスをしないためにはどうするか?を考えさせることです。

 

フラッグフットボールは

1試合に数十プレイおこないます。

それなのに、一つのミスでやる気をなくしていては試合になりません。

「ミスが起きた時こそ気持ちの切り替えが必要!」

次のプレイで作戦が成功すればいいのです!

 

「失敗は成功の母」

フラッグフットボールを通じて

チームメイトの気持ちも考えられるって素晴らしいですね。

 

吉田卓也(よっしーコーチ)