コーチコラム~子供はこうして成長する~

感謝の気持ちを言葉に

毎週グランドで元気にフラッグフットボールを楽しむ子供たち!

 

あたり前にある環境ですが、みんながフラッグフットボールをできるのはどうしてかな?

 

と先日子供たちに聞いてみました。

 

すると。。。

 

「お父さん、お母さんが習わせてくれるから〜」

 

「おじいちゃんが送ってくれるから〜」みんなちゃんとわかっています!

 

じゃあいつもの感謝の気持ちを言葉にして言ってみよう!

 

大好きなフラッグフットボールができるというあたり前にある環境は誰かのおかげでできる環境があります。

 

その感謝の気持ちを言葉に出して伝える事。。。。とても大事です。

 


僕がやる!?みんなでやる!?

先日のサマーキャンプでの出来事です。

あるクラブの6年生で運動能力抜群の子がいます。※Kくんとします。

 

Kくんは普段の練習では1対1の勝負ではまず負けた事がありません。1対2、1対3くらいまでの勝負なら勝ってしますほど相当高い能力を持っています。

 

しかしこのKくん2年生から我々のキャンプに参加していますが、まだ優勝した事がありません。。。

※FMJのキャンプではチームをクラブ、学年をあえてバラバラにしてチームを組みます。

 

昨年まではピンチになると自分が毎回ボールを持ち得点を狙うため、相手チームに読まれて得点ならず敗退。。。

 

しかし今年は違いました、今までのKくんとは違い、初回練習から低学年にわかりやすいように教え、ゲームでもみんなが活躍できるようにボールをまわしました。

 

最終日の大会でも重要な場面で1年生にボールをパスしたりと多彩な攻撃を展開していました。

 

結果は見事に優勝!例年に比べて自分が活躍する場面は少なかったですが、いままでのキャンプで一番の笑顔でチームメイトみんなで喜んでいたKくんが印象的でした!

 

 

 

 

 


褒める事から

練習の中で我々指導者は子供たちが教えた事や言った事ができないと、どうしてもできなかった事ばかりに目がいってしまい、 注意をしてしまいます。 我々大人もそうですが、怒られてばかりだとモチベーションが低くなってやる気が無くなってしまいます。 まずはできた事や良いところを褒めてあげる事! いつまでもできない子や言われた事をやらない子にも、どんな子供にも必ずいいところはあります。 子供たち一人一人のいいところを見つけてまずは褒める事! そしてできなかった事を教えてあげる事で子供は更に成長するのではないかと思います。