コーチコラム~子供はこうして成長する~

「ズル」しないこと


子どもたちは「勝ちたい!」と思いが強くなると、ちょっとした『ズル』をしてしまうことがあります。

 ・フラッグを取られたくないから、フラッグを手で押さえてしまった・・・

 ・しっぽ取りゲームでたくさんしっぽを取りたいから、お友達の服を引っ張ってしっぽを取った・・・

 ・得点をたくさん取りたいからコーチにわからないように相手にぶつかってブロックした・・・

コーチにわからなければ・・・、審判にばれなければ・・・

そういう問題ではないですよね。

 

何故「ズル」したらいけないのか?

コーチに怒られるから。。。 反則で罰退になるから。。。

それもまた違います。

 

私たちは、いつも子どもたちには、「ズルしないで最後まで頑張ろう」と言っています。

たとえ、ズルして勝ったとしても、結局最後は自分に跳ね返ってくると私は思います。

 

昨今の生活保護詐称問題だって同じですよね。

 

子どもたちがこれから成長して社会に出ても、目先の「勝ち(利益)」だけにとらわれないで、

「事の本質が何か?」を見極められる人間になってほしいと思います。