「楽しい」から「好き」になれる
- 2012年06月05日
- FMJコーチコラム
私たちは指導する際に自分の「信念」をもっています。
私の信念は、『楽しむ』ということ。
常にこのことを言い続けています。
「楽しく」ないと「好き」になれないし、「好き」だから「楽しめる」んだと思います。
これは、私が現役選手であるときからずっと悩み考え続けていたこと。
・試合を如何に楽しむか?
・1プレー1プレーを如何に楽しむか?
・たとえ失敗したとしても、引きずらず次のプレーを如何に楽しめるか?
試合や練習で楽しくないことだってあるし、そんな自分を払拭できないこともある。
決まって、そんな時は良いプレーはできない。
試合という最高の舞台で最高に楽しむために、どんなシンドイ練習も乗り越え、
擦り切れるくらいビデオを隅から隅までチェックし相手のプレーを研究し、
様々な相手プレーの想定を繰り返しては、自分たちのサインと当てはめて、漏れが無いかイメージする。
そんなことを繰り返して、最高の準備をして、そして試合という最高の祭りを「楽しむ」。
そこに今も自分の原点があると感じています。
私はそんなフットボールを「大好き」だからできたんだと思うし、
ある意味そんな「迷い」の中から、「楽しむこと」が如何に大切かを学んだんだと思います。
だから、子どもたちにいろいろ伝えたいことはあるけれど、まず私は、
スポーツを、そして今を『楽しむ』ということを伝えたい。
そうすればきっと「好き」なことが見つかるし、「楽しく」なれる。
そのために、私の中で今も変わらない大切なことがあります。
それは、、、
『自分も一緒に心から楽しむ』
ということ。