コーチコラム~子供はこうして成長する~

上級生の責任

今や昔という話になりますが、大学生のときの上級生にはチームの結果を背負う責任がありました。
もちろん、監督やコーチにも責任はあると思いますが、学生主体で日々練習していた私たちには、試合に勝っても負けても上級生としての責任を感じていました。
例え下級生が失敗したとしても、それは上級生の指導が行き届いていなかったから。
交代する下級生が育ってないのも、練習で上級生が下級生のモチベーションを上げられなかったから。
今となっても尚、当時上級生だった自分たちの物足りなかった部分と自分たちの責任の重さを感じます。
それだけ「チーム」として継続して勝ち続けるということは難しいことなんだと思います。
自分たちで結果を出すことも大事であるとともに、自分ができることを「チーム」に対して残していくことも大切だということを改めて感じた「フラッグ大会」でした。

責任感

フラッグフットボールは基本5人で行うチームスポーツです。 チームの中には作戦を考える子、チームを纏める子など毎回違ったチームのリーダーが出てきます。 いつもは子供たちにそれぞれの役割を決めさせていますが、いつも大体高学年であったり決まった子がリーダーになってチームを纏めたり、作戦を考えたりしています。 リーダー以外の子は自分からリーダーをやろうとしないし、自分の事以外はやろうとしません。 そこで大人であるコーチがいつもリーダーをしない子にリーダーをやるように促すと、説明や纏める時間はかかってしまいますが、 一生懸命チームを纏めようとしてくれます。 リーダーをやるように促す時も『リーダーをやりなさい!』ではなく、『●●くんならリーダーできるよ!』 『リーダーをお願いしてもいいかな?』といったこちらが頼りにしているといった感じでお願いする事で 責任感を強くもってリーダーシップを取ってくれます。 ちょっと控えめな子も、どんな子であってもリーダーシップや責任感はあると信じています。 我々大人がどうせできない!と思うのではなく、まずは子供を信じてあげる事で子供は責任感を強く持ってくれると思います。

経験させること

こんにちは。
よっしーコーチです。

コーチは練習メニューを作るとき、
そのクラブ(スクール)の子どもたちが
どのレベルで次はどのようになって欲しいか?を考えます。

そのクラブで「少し早いかな?」と思う 新しいメニューを取り入れるときは、
コーチがしっかりと説明や動きで
子どもたちに完成をイメージさせます。
そうすればレベルアップした練習メニューでもカタチになっていきます。

練習だけではなく試合でも同じことが言えます。
いつも、同じチームとの試合だけではなく
他チームとの試合も同じこと。
さまざまな経験が
子どもたちを成長させることはたくさんあります。