コーチコラム~子供はこうして成長する~

褒める!

こんにちは、吉田です。

 

さて、私は指導中に重要視してること、

それは「褒めること」です。

褒める時はプレイが上手くいった時だけではありません。

下級生へ作戦をうまく伝えられた時、

仲間を思いやった行動、仲間への前向きな発言、

最後まであきらめないでプレイした時、リーダーシップ、

そして、前回の練習よりも上達した時などなど…。

 

子どもの成長の度合いは、人それぞれだと思います。

小さなことでも見逃さず『褒める』ということ。

褒める時は普通の声のトーンではなく『大声で褒める』!

そして、何が良かったかを伝える。

そうしないと、何が良いのか伝わらないのです。

 

いつでも、コーチに見られているという子どもの意識。

いつでも、子どもたちをコーチは見ているというサイン。

 

子どもたちの成長を見るのが楽しみです!


言葉の置き換え

指導するときに心がけていることの一つ、

 

『前向きな言葉に置き換えること』

 

例えば、練習後、体育館を掃除する場合、

「掃除しなければいけないから、掃除しなさい!」と伝えるのではなく、

「掃除したらきれいになるから、掃除しよう!」と伝える。

 

例えば、ボールをキャッチできなかった子に

「ボールをよく見て、ちゃんとキャッチしなさい!」と伝えるのではなく

「ボールをよく見たら取れるから、よく見て捕ってみよう!」と伝える。

 

「やらなければならない」 よりも 「前向きな気持ちでチャレンジしてみる」

そんな気持ちを持てるように、言葉を選んで伝えてあげる。

 

これって大人でも一緒ですね。 日常でもよく聞きませんか?

「とりあえず・・・」 「っていうか・・・」という言葉。

「まずは・・・」 「そうですね。では・・・」

って置き換えてみたら、少し取り組み方が前向きに変わるかもしれませんね。。。

 

 


自分でできる事

フラッグフットボールの練習の中で自分でやらなくてはいけない事がたくさん出てきます。

 

今日は練習の準備と片付けについて話します。

 

我々はどんな年齢の子にも準備と片付けは自分でやるようにさせています。

フラッグを身体に着ける、外して片付けるビブス(ゼッケン)を着る、畳んで片付けるetc…。

 

そんな中でもいろいろな子供がいます。

 

①自分でできる子

 

②できない。。。とあきらめてコーチにやってもらおうとする子。

 

③特に幼児になりますが、できないのに自分でできる!と言ってやろうとする子。

 

②、③の子について時間はかかってしまいますが、まずできるところまでやってみようと促します。

 

今日はここまでできたね!ナイス!

ほんの少しでもできた事を褒めてあげると子供は少し自信に満ちた顔を見せてくれます。

 

急いでいる時、忙しい時大人がやってしまう方(ヘルプ)が早いですが、こんな時でも時間がかかっても自分でできるようにサポートしてあげられればと思います。

 

フラッグフットボールの練習以外でも子供たちが成長できる場面はたくさんあります!

 

安川 大輔(やすコーチ)